LIFEBANK株式会社の髙橋です。
最近、CMで子宮頸がんワクチンの推奨を見かけますが、接種の対象年齢が10代となっているので、大人の女性には関係ないと思っている方に朗報です📢
子宮頸がんの要因となるヒトパピローマウイルス(HPV)は、性的接触のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスで、子宮頸がん以外にも咽頭がん、肛門がん、膣がんなどのがんや、尖圭コンジローマ等、多くの病気の発生に関わっていることがわかってるやっかいなウイルス🦠
ただ一般的に、HPV感染症を防ぐワクチン(HPVワクチン)は、小学校6年~高校1年相当の女子を対象に、定期接種が行われているので、大人になって摂取しても仕方ないのかな・・・と正直私も思っていましたが、某有名腫瘍内科のドクターから伺ったお話によると、大人でも効果はあると!💖
Dr.:『絶対打ったほうがいいよ、唯一がんを防げるワクチンだから。それに男性にもお勧め、咽頭がんはHPVが原因の一つだよ~』
また海外の報告では、45歳までの接種はHPVワクチンの効果が認められており、初期の子宮頸がんの治療効果もあるとのことです。
HPVにはいくつかの種類(型)がありますが、最近のワクチンの主流は、【シルガード9(9価ワクチン)】で、9種類のHPVの感染を防ぐワクチンです。このワクチンを接種すると、子宮頸がんの原因の80~90%を占める、7種類のHPV(HPV16/18/31/33/45/52/58型)の感染を予防することができるとのことです。
費用は1回接種3万円くらいで(自費なので高価)、3回接種が基本となっています💉
🇯🇵厚生労働省のサイトでも安全性についての情報が開示されていますのでご確認ください。
9価ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン(シルガード9)について|厚生労働省 (mhlw.go.jp)